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誤ピッキングを減らす機能を協働型ピッキングアシストロボットに追加:協働ロボット
ラピュタロボティクスは、協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」に、ピッキング時のアシスト機能として「Put to Light機能」を追加する。誤ピッキングを減らし、生産性を向上できる。
ラピュタロボティクスは2023年2月21日、協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR(Autonomous Mobile Robot)」に、ピッキング時のアシスト機能として「Put to Light(誤ピッキング防止アシスト)機能」を追加すると発表した。物流現場の誤ピッキングを減らし、生産性を向上できる。
同機能は、コンテナへのペアリング時にラピュタPA-AMRのトレーに搭載されたLEDが指定エリアで点灯し、置き場所を指定する。LEDの色や点灯幅は、コンテナに合わせて設定できる。
ピッキング時は、LEDの点灯により、ピッキングした商品を入れるコンテナの場所を指定する。荷を降ろす際も、LEDの点灯で対象のコンテナを指定する。
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