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多様なデバイス接続を容易にする、Matter対応MCU向け開発キットを発表組み込み開発ニュース

Texas Instrumentsは、「Matter」プロトコルに対応したワイヤレスマイコン向けソフトウェア開発キットを発表した。超低消費電力かつセキュアなスマートホームアプリケーションを構築し、さまざまなデバイスへの接続が可能になる。

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 Texas Instruments(TI)は2022年11月18日、「Matter」プロトコルに対応した、ワイヤレスマイコン(MCU)向けソフトウェア開発キット(SDK)を発表した。

 新しいSDKは、Wi-FiとThreadを使用する「SimpleLink」ワイヤレスマイコン向けで、IoT(モノのインターネット)アプリケーションでのMatterプロトコルの採用を効率化する。

 例えば、TIのMatter対応MCU「CC3235SF」「CC2652R7」を使用すれば、超低消費電力かつセキュアなバッテリー動作のスマートホームアプリケーションや産業用IoTアプリケーションを開発し、 独自のエコシステムからさまざまなデバイスへの接続が可能になる。

キャプション
さまざまなデバイスをセキュアに接続[クリックで拡大] 出所: Texas Instruments

 Matterはロイヤルティーフリーのコネクティビティプロトコルで、ThreadとWi-Fiの各ネットワークレイヤー上で動作し、Bluetooth Low Energyを使用してコミッショニングを実行する。TIが主要メンバーとなっている業界団体が策定しているため、TI製品を採用することで、より広範で強力な相互接続能力を備えるIoTエコシステムが構築できる。

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