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インドネシアの首都移転に向けて、次世代エアモビリティの導入へ協力:モビリティサービス
Hyundai Motor Group(現代自動車グループ)は2022年11月13日(現地時間)、インドネシア ヌサンタラ首都庁とインドネシアにおける次世代エアモビリティのエコシステム確立に向けたMOU(Memorandum of Understanding)を締結したと発表した。
Hyundai Motor Group(現代自動車グループ)は2022年11月13日(現地時間)、インドネシア ヌサンタラ首都庁とインドネシアにおける次世代エアモビリティのエコシステム確立に向けたMOU(Memorandum of Understanding)を締結したと発表した。
インドネシアにおける次世代エアモビリティのエコシステム確立に向けたMOU(Memorandum of Understanding)を締結[クリックで拡大] 出所:Hyundai Motor Group
インドネシアは1万8000以上の島々で構成されており、陸上交通の整備が難しく東南アジア最大の航空市場であるという。また、首都移転に合わせて、スマートモビリティを積極的に導入する方針だ。現代自動車グループは、自動化された安価な航空輸送システムを構築することで生活の質の向上を図るとしている。また、インドネシアの実績を東南アジアや他の国にも展開していく。
両者は、インドネシアが開発を進めている新しい首都にスマートモビリティのエコシステムとして次世代エアモビリティを導入することを目指している。現代自動車グループは、次世代エアモビリティの実証プロジェクトや試験飛行、ロードマップの作成、地上と空の統合モビリティの検討などを行う。
現代自動車グループは都市内や国内の移動に向けた次世代エアモビリティの開発ロードマップを公表しており、米国ではグループのSupernalが2028年に都市内移動向けのエアモビリティのサービス開始を目指している。
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