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静音性に優れた、医療機器向けの標準ブロワを2シリーズ発売:医療機器ニュース
シナノケンシは、医療機器向けの標準ブロワとして、5kPaブロワと10kPaブロワの2シリーズを発売する。患者の就寝時にも対応する静音性、空気の吸い込み時や吐出時に抵抗のない高い応答性を有する。
シナノケンシは2022年9月8日、医療機器向けの標準ブロワを2シリーズ発表した。同年12月に5kPaブロワ、2023年に10kPaブロワを販売開始する。最大市場のアメリカ、今後の成長が見込めるヨーロッパ、日本、アジア市場への展開を視野に入れる。
同社の医療機器向けブロワは、患者の就寝時にも対応する静音性、空気の吸い込み時や吐出時に抵抗のない高い応答性を有する。ブロワ内部にある回転体の回転数を瞬時に変更でき、実機側のブロワ制御に対して優れた反応を示す。
また、バランスのとれたモーター設計により、手のひらサイズまで小型化した。5kPaブロワのサイズは、直径φ62mm、高さ50.3mmとなっている。
主な用途として、5kPaブロワでは、睡眠時無呼吸症候群の治療のためのCPAP(シーパップ、持続陽圧呼吸療法)用、高い流量で酸素を流して呼吸をサポートするハイフローセラピー(酸素療法)用、カフアシスト用、鼻水吸引機用、麻酔器用などを見込む。なお、ISO13485認証を取得予定だ。
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