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あらゆるニーズに対応する万能型のSPECT/CT装置を発売:医療機器ニュース
シーメンスヘルスケアは、同社SPECT/CT装置の中で最上位機種となる「Symbia Pro.specta」を発売した。1台でSPECT、SPECT/CT検査のあらゆるニーズに対応できる万能型で、新しい撮像技術や画像再構成技術、被ばく低減CTを搭載する。
シーメンスヘルスケアは2022年9月7日、同社SPECT/CT装置の中で最上位機種となる「Symbia Pro.specta(シンビア プロスペクタ)」を発売した。1台でSPECT、SPECT/CT検査のあらゆるニーズに対応する万能型となる。
同社が「Symbia」シリーズで培った技術を活用する他、業務を効率化するためのアプリケーション「myExam Companion(マイイグザム コンパニオン)」を搭載する。直感的かつ容易に操作できるユーザーインタフェースや、自動ワークフロー、操作者の支援ツールも備える。これらの機能により、手動操作や人に依存する複雑なワークフローなど、従来装置の課題を解決する。
撮像においては、腫瘍や頭部など各検査領域に特化した新しい撮像技術、画像再構成技術を搭載し、領域に応じた最適な画像を提供する。
また、被検者の被ばく線量を低減する「Tin Filter(スズフィルター)」を採用。Tin Filterは画像化に寄与しないX線の低エネルギー成分を大幅にカットし、一般的な胸部X線検査と同等の低線量で検査ができる。
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