いろいろ話題の「Web3」、製造業との関わりは
今週に入ってからIT系のメディア周辺では「Web3」の話題で持ちきりです。これはまぁ、7月20日に発売された書籍「いちばんやさしいWeb3の教本」の内容が、Twitterなどで誤りを多数指摘されて炎上したのが発端です。結果として、発売から1週間もたたない7月25日には版元のインプレスから販売終了と回収が発表されています。
私が担当するMONOistは製造業の技術者向けであり、最新のIT系バズワードをいきなり取り上げても読者の皆さんには刺さりません。日本の現場技術者はよかれ悪しかれ保守的ですので、IT業界の謎のアルファベット略語を上から押し付けられても受け入れ難いのではないでしょうか。このためWeb3についても「もし本格的に製造業にも関わりが出るようなら、記事でも使う機会が出てくるかもしれんな」くらいの受け止めでした。
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