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小ロット生産対応と小型化した新型段ボール製函機:FAニュース
三菱重工機械システムは、新型の段ボール製函機「MC」を開発し、2022年6月から国内で販売を開始する。印刷部構造を刷新することで高まる小ロット生産ニーズに対応し、本体の小型化により省スペース化にも貢献する。
三菱重工機械システムは2022年5月18日、新型の段ボール製函機「MC」を開発し、同年6月から国内販売を開始すると発表した。2021年12月には、広島県三原市のMHI-MS三原事業所でMCの実演運転を実施している。
段ボール製函機「EVOL」の技術を継承するMCは、印刷部構造を刷新し、各オーダーチェンジにかかる時間を大幅に短縮した。高まる小ロット生産ニーズに対応するとともに、本体の小型化により省スペース化にも貢献する。
近年の巣ごもり生活の広がりに伴い、宅配便用段ボールの需要が拡大しており、段ボールシートを成形して段ボール箱を製造する製函機においても、小ロット生産へのニーズが高まっている。そのため同社は、これまで培ってきたノウハウと最新技術を投入することで、短時間で多彩な段ボール箱を生産できるMCを開発した。
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