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中国大連の生産拠点に新工場棟が完成、グローバル生産体制の規模拡大へ:工場ニュース
アズビルは、中国遼寧省大連市にある生産拠点、アズビル機器(大連)に建設した新工場棟の完成を発表した。新工場棟の建設により、グローバル生産体制の規模拡大と生産性の向上を図る。
アズビルは2022年4月22日、中国遼寧省大連市にある生産拠点、アズビル機器(大連)に建設した新工場棟が竣工したと発表した。新工場棟の建設により、グローバル生産体制の規模拡大と生産性の向上を図る。
アズビル機器は、海外で最初に設立された同社の生産拠点。1994年から同社のグローバル生産体制を支えてきた主力工場の1つで、中国を軸としたアジア地域の生産、出荷の重要拠点でもある。
今回、アジア地域での需要拡大に対応する生産体制を整備するため、アズビル機器に新工場棟を設置。3階建ての工場棟建築面積は約9670m2で、これによりアズビル機器は、既設のCV棟3727m2、第2期棟5933m2、新厚生棟2600m2を含む延床面積が2万2000m2となる。
同社は新工場棟を活用して生産規模を拡大するとともに、生産工程の高度化と自動化推進により競争力の強化を図る。また、拠点全体の物流を効率化するため、既存工場棟を含めた生産配置を見直す。新工場棟には、工業弁を中心とした大型加工、組み立て、塗装、検査、出荷を効率的に配置した新しい生産ラインを設置する計画だ。
行程の立ち上げは、2022年4月中旬より順次実施し、自動化設備の導入も進める。全面稼働の開始は、2023年1月を予定している。
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