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ノキアがローカル5Gラボを開設、試験やPoCなどを推進する「LaaS」の拠点に:製造業IoT(2/2 ページ)
ノキアソリューションズ&ネットワークスは、東京・六本木ヒルズの本社内にある先端技術センター(ATC)においてローカル5G実験試験局免許を取得し、ローカル5Gラボとしてリニューアルすることを発表。顧客やパートナーとともに実機を用いたローカル5Gの試験やPoC、ソリューション開発を推進するLaaS(Lab as a Service)の拠点となる。
エコシステムパートナーは14社に
今回のローカル5Gラボの公開に合わせて、エコシステムパートナーとして日本システムウエア、TeamViewer Japan、東芝インフラシステムズ、京セラの4社が加わったことを明らかにした。これでエコシステムパートナーの社数は14社まで拡大したことになる。
会見では、ラボのローカル5Gシステムとローカル5G対応スマートフォンを用いたグループコミュニケーションのデモンストレーションを披露した。また、プライベートネットワーク内の通信速度が実測で1.5Gbpsを達成できていることを確認できた。
ローカル5Gネットワークを用いたグループコミュニケーションのデモ(左)。システム制御端末のノートPCのカメラから、ローカル5G対応スマートフォンにプッシュトゥトークで映像を送信している。このプライベートネットワークの通信速度は実測で1.5Gbpsだった(右)[クリックで拡大]
この他、Spirent Communicationsのローカル5Gインフラのテストシステムや、日本システムウエアとTeamViewerが提供するスマートグラスのカメラで構造物の劣化診断を行いAR(拡張現実)で遠隔指示を行うソリューション、各社のローカル5G対応端末なども披露された。
Spirent Communicationsのローカル5Gインフラテストシステムの概要(左)。ローカル5Gシステムに実機を用い基地局や端末を仮想的に配置する「5GCシステム検証」と、基地局や端末に実機を用いローカル5Gシステムを仮想的に配置する「5G RAN検証」などが可能だ。5GCシステム検証のテスト結果画面(右)では、ラボのローカル5Gシステムを用いて基地局を仮想的に251台接続しており、3Gbpsの通信速度を確認している[クリックで拡大]
日本システムウエアとTeamViewerが提供するスマートグラスのカメラで構造物の劣化診断を行いAR(拡張現実)で遠隔指示を行うソリューションの展示(左)とソリューションの概要(右)[クリックで拡大]
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