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デジタルペンの体験向上で協業、ワイヤレスセンサーモジュールを共同開発組み込み開発ニュース

STMicroelectronics、ワコム、CEVAは、デジタルペン向けワイヤレスセンサーモジュール「Active ES Rear IMU Module」を共同開発した。ジェスチャー制御やモーション制御、3Dモーショントラッキングなどが可能だ。

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 STMicroelectronics(ST)は2022年3月29日、デジタルペンの体験向上を目的として、ワコムおよびCEVAと協業すると発表した。3社の技術を用いて、デジタルペン向けワイヤレスセンサーモジュール「Active ES(AES)Rear IMU Module」を共同開発した。

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デジタルペン向けワイヤレスセンサーモジュール「Active ES Rear IMU Module」[クリックで拡大] 出所:STMicroelectronics

 今回共同開発したモジュールは、ワコムのデジタルペン技術とSTの6軸モーションセンサー、Bluetooth Low Energy SoC、CEVAのモーション制御ソフトウェア「MotionEngine Air」を組み合わせたものだ。

 ジェスチャーによる制御やモーションを用いたポインティング、3Dモーショントラッキングなどが可能。プラグアンドプレイに対応しており、専用のモジュールコネクターを内蔵したワコムのAESデジタルペン全てで使用できる。

 機器メーカーは、レファレンスデザインをカスタマイズすることで、さまざまなアプリケーションに対応できる。また、これまで複数のメニュー選択やタップ動作を要していた機能選択を、単一のジェスチャーに置き換えられる。

 同モジュールにより、スマートフォンやタブレット、ラップトップPC、電子黒板(インタラクティブホワイトボード)など、ディスプレイを用いたさまざまなスマートデバイスのアプリケーション開発促進に寄与する。

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