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横河電機が図研の「CR-8000」導入、基板設計環境を刷新へ製造IT導入事例

図研のエレクトロニクス設計ソリューション「CR-8000」シリーズと設計データマネジメントシステム「DS-CR」を、横河電機が導入した。これまで使用していた電気CADシステムから、新たな設計環境への移行を完了した。

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 図研は2022年3月3日、同社のエレクトロニクス設計ソリューション「CR-8000」シリーズと設計データマネジメントシステム「DS-CR」を、横河電機が導入したと発表した。

 横河電機は、2020年から両システムの運用を開始。これまで使用していた電気CADシステム「CADVANCE」から、新たな設計環境への移行を進めてきた。2021年11月には、CR-8000シリーズを国内全拠点および中国、韓国の子会社に、DS-CRを国内全拠点に導入し、設計環境の刷新を完了した。

 設計環境の刷新にあたっては、横河電機がプリント基板品質確保のために培ってきたノウハウや、その成果物でもある旧システムのデータ継承が可能なこと、PDM(Product Data Management)によるデータ管理への拡張がスムーズであることなどを考慮した。また、複雑化や高度化が予測される、エレクトロニクス技術の課題に対応可能な設計環境だと判断できたことも採択理由になったという。

 横河電機では今後、今回対象とならなかった拠点での移行および導入を検討していく。

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