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ブルボンがSAP S/4HANAと分析ソフトを導入、意思決定の情報収集迅速に:製造IT導入事例
SAPジャパンは、同社の次世代ERP「SAP S/4HANA」と分析ソフト「SAP Analytics Cloud」をブルボンが採用したと発表した。システム刷新により、意思決定に必要な情報提供の迅速化などを目指す。
SAPジャパンは2022年2月24日、同社の次世代ERP「SAP S/4HANA」と分析ソフト「SAP Analytics Cloud」をブルボンが採用したと発表した。システム構築は、日立システムズが担当する。
ブルボンでは、経営の意思決定に必要な情報提供を迅速に実施するとともに、DX(デジタルトランスフォーメーション)基盤としてのIT基盤を模索していた。そこで、生産から販売、会計までのプロセスを一元化できることや、食品業界での豊富な実績を有すること、さらに技術の進歩に追随可能な将来性などを理由にSAP S/4HANAを採用した。
今回のシステム刷新により、意思決定に必要な情報提供の迅速化や定形業務の標準化、効率化、付加価値業務へのリソースの集中、中長期的な視点でのシステム管理コストの削減などを目指す。
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