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工場DXに必要な“4つのD”、日本企業の課題は後半の2つFAメルマガ 編集後記

なぜ進まないのかを切り分けて考えていくと見えることがあるかもしれません。

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 この記事は、2022年1月21日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

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 スマート工場化など工場DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みは着実に広がっているにもかかわらず、大きな成果が出せずに悩んでいる製造業の話を多く聞きます。そんな中でも「さらに浸透を広げ成果を生み出すためには何が必要か」についてある識者と話しているときに「なるほど」と思ったことがありました。

 その識者は「工場DXを推進するには技術の要素だけではできないのに、ベンダーや企業内の推進者が技術の話ばかりするので、食い違いが起こる。課題の本質を切り分けて考えることが必要だ」と話していました。確かに、今まで「スマート工場化で成果が出ない」としていた企業が、技術面でクリアできない課題があってプロジェクトが止まったケースは少ないような気がします。

 そこで、あらためて、スマート工場化を進める中で必要な要素を考えてみると「4つのD」に集約できるのではないかと思い付きました(ちょうど頭文字がDになる言葉を考えました)。

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