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2030年度には2兆3430億円、脱炭素社会に必要なエネルギー設備などの市場予測:脱炭素
矢野経済研究所は、脱炭素社会を実現するための国内エネルギー設備、システム市場の予測結果を発表した。2021年度の市場規模見込みは7250億円。2030年度には2兆3430億円、2050年度には3兆9850億円に成長すると予測した。
矢野経済研究所は2021年12月13日、脱炭素社会を実現するための国内エネルギー設備、システム市場の予測結果を発表した。
同調査は、脱炭素社会実現に必要な水素、CO2フリーアンモニア、CCUSカーボンリサイクル、再生可能エネルギー、蓄電池の各分野において成長が期待されるエネルギー設備、システムを抽出。それぞれの国内市場規模を予測した上で合算し、市場規模を推計した。
これによると、2021年度の市場規模見込みは7250億円。2030年度には2兆3430億円、さらに2050年度には3兆9850億円に成長すると予測する。同市場をけん引するのは水素分野で、同分野の市場規模だけで2050年には1兆7400億円にまで拡大する見通しだ。
また、水素やアンモニアを脱炭素化する共通基盤技術CCUSカーボンリサイクル分野も、2050年度には4800億円に拡大すると予測する。
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