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プロセス制御技術とターボ機械制御技術を統合したソリューション開発:FAニュース
横河電機は、Compressor Controlsと共同開発したソリューション「CCC Inside for Yokogawa CENTUM VP」を発表した。プロセス制御に加え、コンプレッサー制御も同一システムから実行できる。
横河電機は2021年11月30日、Compressor Controls(CCC)と共同開発したソリューション「CCC Inside for Yokogawa CENTUM VP(センタム・ブイピー)」を発表した。また、同ソリューションを国内外で販売する商業契約を同日締結した。
CCC Inside for Yokogawa CENTUM VPは、横河電機のプロセス制御技術とCCCのターボ機械制御技術を統合したソリューションだ。ターボ機械の中でも特に使用頻度が高いコンプレッサーの制御アルゴリズムを、横河電機の統合生産制御システム「CENTUM VP」上で動かし、コンプレッサーの制御までを適切に実行する。
CENTUM VPにコンプレッサー制御に適した専用インタフェース(フェースプレート)を搭載しているため、これまでのプロセス制御だけでなく、コンプレッサー制御も同一システムから実行できる。同じハードウェアを使用可能で、予備品やメンテナンスの費用を抑え、効果的な保守計画を立案して実施できる。
今回の商業契約締結により、横河電機はCENTUM VPのハードウェアとソフトウェアを、CCCはターボ機械の制御アルゴリズム、エンジニアリング、技術サポートを提供する。今後、世界に向けたマーケティングと保守についても両社で対応していく。
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