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AGCの鹿島工場にPLC活用ソリューション導入、運転データの管理を効率化:製造IT導入事例
テクノツリーは2021年12月6日、AGCの鹿島工場にPLCデータの活用ソリューション「XC-Gate.PLC」を導入したことを発表した。生産状況や工程ごとの運転データをロット管理できるシステムを構築した。
テクノツリーは2021年12月6日、AGCの鹿島工場にPLCデータの活用ソリューション「XC-Gate.PLC」を導入したことを発表した。生産状況や工程ごとの運転データをロット管理できるシステムを構築した。
XC-Gate.PLCは生産設備におけるPLCやシーケンサーから収集した設備の稼働状況、試験装置データ、センサー情報をリアルタイムでモニタリング、統合して工場の見える化を実現するツールである。
鹿島工場では樹脂加工を行っており、その過程では生産計画に基づき、上位サーバからロット番号を読み込み、各製造プロセスを経由して製品が作られていた。ただ、流量や温度、圧力、設備情報などの運転データの記録が紙ベースで行われており、データの効率的な把握に時間がかかるという課題があった。これに加えて、生産現場の現況把握のために現場に出向く必要がある、分析データの傾向が把握しづらいといった問題も存在した。
今回の導入事例では、XC-Gate.PLCを現場のサーバに導入し、OPCサーバや統合PLCと連携させることで生産状況や工程ごとの運転データをロット管理できるようなシステム構築を実施した。OPCサーバからロット番号を取り込み、統合PLCに書き込みを行う。また統合PLCから取得した加工、温度データ、設備稼働状況などのデータを充填機や運転室、事務所などで活用する。
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