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間接材調達プロセスの標準化に向け、ホンダが調達管理システムを採用製造IT導入事例

日本オラクルの調達管理システム「Oracle Fusion Cloud Procurement」を、本田技研工業が採用した。データの一元管理により、間接材の調達コストの最適化と業務効率向上を目指す。

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 日本オラクルは2021年11月11日、同社の調達管理システム「Oracle Fusion Cloud Procurement」を、本田技研工業(ホンダ)が採用したと発表した。導入により、国内における間接材の調達コストの最適化と業務効率向上を目指す。

 ホンダは、国内の主要グループ会社にそれぞれ調達部門を持ち、異なるプロセスとシステムで業務を行ってきた。しかし、グループ全体の経営資源を有効活用するため、間接材の調達プロセスの標準化とシステム統合を実施することを決定。今回、調達戦略立案に必要なデータの一元管理と、外部環境の変化などに柔軟かつ低コストで対応する調達基盤として、Oracle Fusion Cloud Procurementを採用した。

 現在、同システムの標準プロセスに基づき、購入依頼から見積依頼、価格決定、発注、支払いまでの調達業務の標準化を進めている。今後は、システム内に蓄積した取引先の選定理由や過去の取引実績データを基に、最適な取引先選定、予実管理に向けたデータ分析を強化する。

 また、次世代業務アプリ「Oracle Fusion Applications」のデジタル導入ソリューション「Oracle Guided Learning」を活用し、サプライヤーと従業員に対して新プロセスに関するガイドを提示する。

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