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射出速度が60%向上した全電動導光板専用機、大型薄肉化と高粘度樹脂対応を強化:FAニュース
住友重機械工業は、全電動導光板専用機「SE315EV-A-LGP」の販売を開始した。全電動導光板専用機のラインアップに型締力3150kNを加え、導光板の大型薄肉化と、高性能射出装置が必要な高粘度樹脂のニーズに対応する。
住友重機械工業は2021年10月18日、全電動導光板専用機「SE315EV-A-LGP」の販売を開始した。全電動導光板専用機のラインアップに型締力3150kNを加え、導光板の大型薄肉化と、高性能射出装置が必要な高粘度樹脂のニーズに対応する。
導光板専用設計の低慣性、大容量サーボモーターを採用した射出装置により、射出速度を60%向上。充填のストレスが少なくなり、薄肉化、樹脂黄変の抑制、高輝度化に対応し、導光板に求められる高い光学品質に寄与する。
透明樹脂の黄変を抑制する専用スクリュアセンブリを装備。従来品に比べ、パージでのショット数が半分となり、使用樹脂が削減できる。また、高流動ノズルにより、未充填やバリを改善する。
導光板などの光学成形品の薄肉化、低歪化には、圧縮成形が有効な手段となるため、型締圧縮機構の性能を向上。低型締力域から高型締力域への応答時間を短縮し、成形工程中に型締力を複雑に変化させる圧縮成形に対応する。
型締力3150kN、射出速度1300mm/秒。主に、スマートフォンで使用する画面の光を均一に表示させるための導光板部品向けに販売する。
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