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日本電産が鴻海グループなどと合弁会社設立に向けた検討開始製造マネジメントニュース

日本電産と鴻海科技集團、同社傘下の鴻華先進科技股份は、合弁会社設立に向けた検討を行う。自動車用トラクションモーターシステム、各種モーター関連製品などの開発、生産、販売を目的とし、2022年内の設立を目指す。

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 日本電産は2021年7月21日、鴻海科技集團(Hon Hai)、同社傘下の鴻華先進科技股份(Foxtron)との3社間で、合弁会社設立に向けた検討を行うことに合意したと発表した。

 日本電産は2021年3月に、FoxtronとEV(電気自動車)駆動用システム開発における戦略提携の覚書を取り交わし、日本電産のトラクションモーターシステム「E-Axle」を搭載した製品の共同開発を行ってきた。

 今回、設立を検討する合弁会社は自動車用トラクションモーターシステム、各種モーター関連製品などの開発、生産、販売を主な事業内容に据える予定。2022年内の設立を目指す。

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トラクションモーターシステム「E-Axle」 出典:日本電産
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その他車載製品 出典:日本電産

 合弁会社設立によってHon Hai、Foxtronはトラクションモーターやその他の自動車用モーターの安定供給確保を目指し、日本電産は両社の持つ新たな市場や顧客へ販売拡大が主な目的となる。

 3社は2021年12月末日までに合弁会社設立契約を締結することを目標に、フィジビリティ・スタディー(実行可能性の調査)および契約交渉を行う。

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