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シーメンス、自動車試験機向け制御盤製作で業務委託契約を締結FAニュース

シーメンスは、自動車試験機向けの制御盤製作に関して、三明電子産業と業務委託契約を締結した。三明電子産業は今後、シーメンスの製品を活用し、制御盤の設計から品質保証までを一貫して担っていく。

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 シーメンスは2021年7月5日、自動車試験機(テストベンチ)向けの制御盤製作に関して、三明電子産業と業務委託契約を締結したと発表した。三明電子産業は今後、シーメンスの製品を活用し、制御盤の設計から品質保証までを一貫して担っていく。

 三明電子産業は、シーメンスのパートナーである三明グループの子会社で、1970年代よりサーボ技術に取り組むなど、モーション制御技術を生かした各種制御装置を手掛けている。今回の業務提携により、シーメンスの高性能なオートメーションドライブ機器を用いて、自動車やタイヤ試験機向け制御盤の設計、製作、試運転、品質保証まで一貫して取り組んでいく。

 シーメンスは、フレキシブルに適用が可能なモジュラー構造の高性能インバーター「Sinamics S120」、高速回転および高トルクのモーター「Simotics」シリーズ、効率的なエンジニアリングを支援する「Simatic PLC」、低圧機器「Sirius」シリーズなど、高性能なオートメーションドライブ製品を包括的に提供している。

 両社は今後、試験機メーカーの要望にきめ細かく対応し、日本の自動車、タイヤ産業の研究開発の進展に寄与するとしている。

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