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食品機械事業の強化に向けて中国に新工場建設、電動射出成形機や製麺機を製造:工場ニュース
ソディックは、連結子会社である沙迪克の厦門工場に新工場の建設を開始した。工場新設により、産業機械事業、食品機械事業の世界的な市場競争力をさらに強化する。
ソディックは2021年6月30日、同社連結子会社である沙迪克(厦門)の厦門工場に、新工場の建設を開始したと発表した。
2006年に中国の厦門市に設立された厦門工場では、放電加工機、リニアモーターなどの産業機器や製麺機を製造している。新工場は、厦門工場の隣接地に約14億円を投資して建設する。敷地面積は1万3753m2、建物面積は1万2149m2で、2022年6月の竣工を予定している。
新工場では、電動射出成形機のエントリーモデルを月に100台以上生産するほか、製麺機、米飯製造装置用のゆで窯や反転窯など大型製缶製品を生産する。生産品目や生産数量は順次拡大していく。
現在、中華圏では5G、EVなどものづくりの高精度化、高精密化が進んでおり、同社の射出成形機の需要が拡大している。また、海外向けの製麺機や米飯製造装置など食品機械の需要も高まっている。こうしたことから、ソディックでは産業機械事業、食品機械事業の世界的な市場競争力をさらに強化するため、新工場建設を決定した。
新工場の建設により、同社は産業機械事業、食品機械事業の需要増に対応可能な体制を構築し、長期経営計画「Next Stage 2026〜Toward Further Growth〜」の達成に向けて事業を拡大していく。
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