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AIナレッジマネジメント支援システムと連携、PDMの最新版発表製造ITニュース

図研は、製品データマネジメントシステム「DS-CR」の最新版を発表した。AI搭載のナレッジマネジメント支援システム「Knowledge Explorer」と連携することで、情報検索機能などが向上した。

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 図研は2021年7月1日、製品データマネジメントシステム(PDM)「DS-CR」の最新版を発表した。AI(人工知能)搭載のナレッジマネジメント支援システムと連携させることで、情報検索機能などが向上した。

 DS-CRは、エレクトロニクス製品の開発に最適化したPDMだ。設計データや部品情報、関連ドキュメントなどのエンジニアリング情報を搭載しており、全文検索機能「Power Search Engine」によって必要な情報を検索、参照できる。

 最新版では、グループ会社の図研プリサイトが提供するAI搭載ナレッジマネジメント支援システム「Knowledge Explorer」を連携させている。これにより、DS-CR内の情報だけでなく、社内共有サーバやインターネット上の情報も検索できるようになった。

 Knowledge Explorerの学習済みAIがDS-CR内の設計資料を解析することで、社内外の関連ドキュメントを析出することも可能だ。例えば、DS-CR内で設計変更情報を起案すると、AIが内容を解析して、関連する設計仕様書や過去の不具合事例などを自動的に提示する。

 また、仕様書などの作成時に、AIが参照を推奨する情報をプッシュ通知するため、経験が浅くても最適なナレッジの発掘、共有ができる。

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