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オムロンが半導体・MEMS事業をミネベアミツミに譲渡、滋賀県野洲市の関連工場も工場ニュース

オムロンは2021年6月30日、半導体・MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)工場およびMEMS開発・生産機能を、ミネベアミツミの子会社であるミツミ電機に譲渡することを発表した。株式譲渡は、10月1日に完了する予定。

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 オムロンは2021年6月30日、半導体・MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)工場およびMEMS開発・生産機能を、ミネベアミツミの子会社であるミツミ電機に譲渡することを発表した。同事業を会社分割により新会社に承継させ、株式譲渡を行う。株式譲渡は、10月1日に完了する予定。

 オムロンの半導体・MEMS事業は、MEMS技術、CMOS技術、アナログIC技術の3つの技術を組み合わせ、主にオムロン内のヘルスケア事業や電子部品事業に供給する、圧力センサーやフローセンサー、サーマルセンサーなどの開発、製造を行っている。譲渡対象となる事業の従業員数は187人(2021年3月末)で、工場は滋賀県野洲市にある。

 ミネベアミツミは、ベアリングをはじめ、モーター、センサー、半導体など幅広い製品ラインアップを持つ。オムロンの半導体・MEMS事業が持つ半導体プロセス開発技術、生産技術、関連資産の譲渡が高いシナジー効果を生むと判断し、事業譲渡を決定したという。

 オムロンでは2022年度からスタートする次期長期ビジョンに向け、事業ポートフォリオマネジメントの強化を進めており、グループ内事業の再整理を進めているところだ。2019年には車載電装部品を手掛けるオムロンオートモーティブエレクトロニクスを日本電産に譲渡する発表などを行っている。

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