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ついに決まった事業撤退。そのとき、製造業エンジニアの身の振り方は?製造業エンジニア、転職活動の心得(1/2 ページ)

大手メーカーの事業撤退を報じるニュースが珍しくなくなってきた昨今。起こってほしくない事業撤退ですが、逆境をポジティブにとらえることでチャンスに変えた製造業エンジニアもいるのです。

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本記事はパソナが運営する人材紹介サービスブランド「パソナキャリア」からITmediaキャリアに寄稿された記事に加筆・修正して転載しています。



 製造系企業の事業撤退。製造業で働くエンジニアにとって人ごとではありません。今回は、事業撤退という事件を自分のキャリアのプラス要素に変えたエンジニアの事例を紹介します。

所属部門が事業撤退、いったいどうなる?

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 転職をサポートする中で、自分の所属している部門の事業撤退が決まったため、転職を考えた、あるいは転職せざるを得なかったという人に少なからずお会いします。

 優秀なエンジニアであり、その部門で評価されていたとしても、会社として決定された事業撤退には従わざるを得ません。

 国内のメーカーの場合、事業撤退になっても、即解雇ということはほとんどありません。しかし、明らかに「畑違い」な仕事をすることになったり、ほかの会社へ出向または転籍となったりするケースがあるようです。

偶然をチャンスに変えるという考え方

 事業撤退による転職、というとマイナスのイメージが強くなります。しかし実は、事業撤退という逆境をチャンスに変え、キャリアアップ・年収アップを実現した人もいます。

 米スタンフォード大学のジョン・クランボルツ教授は、「ハプンスタンス・アプローチ」という考え方を提唱しています。これは、「偶然の出来事が人のキャリアや人生に大きな影響を及ぼす」という考え方です。クランボルツ教授は、偶然の出来事をキャリアアップの機会ととらえ、ポジティブに行動しよう、と主張しています。

 今回は、事業撤退のタイミングで転職を行い、逆境をチャンスに変えた事例をご紹介します。

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