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カブク、クラウド加工原価見積もりサービスの対応工法に平面研削を追加:メカ設計ニュース
カブクは、製造業向けSaaSソフトウェアサービス群「Kabuku Cloud」で提供するクラウド加工原価見積もりサービス「Cost PRO」の対応工法に平面研削を追加した。これにより、より高精度な加工原価見積もりの算出が可能になるという。
カブクは2021年6月3日、製造業向けSaaS(Software as a Service)ソフトウェアサービス群「Kabuku Cloud」で提供するクラウド加工原価見積もりサービス「Cost PRO」の対応工法に平面研削を追加したことを発表した。これにより、より高精度な加工原価見積もりの算出が可能になるという。
Cost PROは、あらかじめ加工に必要な要素をパラメーターとして設定し、図面から加工内容を選択、指示することで、自動で加工工程の設計、使用工具の選定、段取りを含めた加工時間の計算を行い、加工原価を算出するサービスである。
加工原価の他、材料費や表面処理費も自動算出できるため、さまざまな種類の図面を対象に、部品価格の算出が行える。さらに、加工パラメーターや各種チャージ/賃率といった項目については、ほぼ全て顧客側で調整できるため、実際の加工に沿った加工原価の算出が可能だという。
Cost PROは、熟練の見積担当者および技能者の見積もりを再現するソフトウェアサービスとして開発され、見積もり業務の属人化の解消や見積もり業務の効率化を通じて顧客ビジネスを支援する。
現在、対応工法としては、切削加工と平面研削をサポートしているが、将来的には旋盤加工、ワイヤ加工など、順次対応範囲を拡大するとしている。
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