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結局、5Gは工場で何に役立つのかFAメルマガ 編集後記

「無線化」への潜在的期待は高い。

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 この記事は、2021年4月2日発行の「FAメールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


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結局、5Gは工場で何に役立つのか

 まだ、実証段階ではありますが、5Gの活用が産業用途でも広がり始めています。2021年3月30日には富士通が小山工場でローカル5Gシステムの本格運用を開始したことを発表しました。また、同日にはNTTコミュニケーションズが工場向けを中心にローカル5Gサービスを展開することを発表しています。これらの他にも、さまざまな工場での実証が今まさに進められているところです。

 5Gは高容量、低遅延、多点接続が特徴ですが、通常のキャリアが提供する公衆5Gに加え、企業が個別に基地局を設置するローカル5Gの存在が新たな点となっています。特に製造業からはセキュリティ対策を行った上で無線化できるということに大きな可能性を感じている企業が多く、関心を集めています。そこであらためて、製造業における5Gの価値について少しまとめたいと思います。

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