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状態基準保全「CbM」の開発プラットフォームを発表組み込み開発ニュース

アナログ・デバイセズは、状態基準保全(CbM)用ハードウェアやソフトウェア、アルゴリズムの開発プラットフォーム「CN0549」を発表した。IEPEインタフェース対応の広帯域MEMS振動センサーを採用している。

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 アナログ・デバイセズは2021年2月9日、状態基準保全(CbM)用ハードウェアやソフトウェア、アルゴリズムの開発プラットフォーム「CN0549」を発表した。

 CN0549は、ロスのないデータ収集のレファレンスデザインを特徴としており、IEPE(Integrated Electronics Piezo Electric)インタフェースと互換性を有する広帯域(DC〜10kHz)のMEMS振動センサーを採用している。

 また、オープンソースソフトウェアインタフェースにより、組み込みシステムからMATLABやPythonなどの一般的なデータ解析ツールに容易に接続できる。リアルタイムの振動データ処理も可能で、予知保全(PdM)サービスに向けた機械学習アルゴリズムの開発に寄与する。

 CN0549を構成する以下の装置は、既に量産出荷されている。単価は、広帯域MEMS加速度センサー「EVAL-CN0532-EBZ」が75ドル(約7900円)、マウンティング・ブロック「EVAL-XLMOUNT1」が85ドル(約8900円)、振動センサー用24ビットデータアクイジションシステム「EVAL-CN0540-ARDZ」が150ドル(約1万5000円)、FPGA開発ボード「DE10-Nano」もしくは「Cora Z7-07s」がそれぞれ130ドル(約1万3000円)、99ドル(約1万円)となっている。

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