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合成速度を163%高速化、4kg可搬リーチ550mmの多用途適用型小型ロボット:産業用ロボット
安川電機は、可搬質量4kg、最大リーチ550mmの多用途適用型小型ロボット「MOTOMAN-GP4」の販売を開始した。各軸の最大速度を向上することで合成速度を163%高速化しており、高い動作性能でタクトタイムを短縮する。
安川電機は2020年11月30日、可搬質量4kg、最大リーチ550mmの多用途適用型小型ロボット「MOTOMAN-GP4」の販売を開始した。一般産業分野での小型部品の組み立てや搬送、箱詰め、仕分け、検査といった用途を想定し、オープン価格で販売する。
従来機種「MOTOMAN-MH3F」と比較し、各軸の最大速度を向上したことで合成速度を163%高速化しており、高い動作性能でタクトタイムを短縮する。また、ロボット近傍の有効動作領域拡大によりワークとの接近性を向上しており、生産性の向上や省スペース化に貢献する。
全軸、防塵、防滴保護等級「IP67」適応のため、過酷な環境でも使用できる。粉じんや液体が堆積しにくい、滑らかなアーム形状デザインを採用。給電ケーブルは1本とセットアップを簡素化し、断線時にはプログラミングペンダント上で異常箇所を瞬時に表示するなど、メンテナンス性にも優れている。
同社の小型ロボットのラインアップ強化により、多様化する生産設備に最適なロボットを選択できるようになる。
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