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自動車検査治具用の3Dプリンタ材料を出力素材認定、保守サポートサービスを開始:3Dプリンタニュース
XYZプリンティングジャパンは、群栄化学工業の3Dプリンタ材料「CB50」を出力素材に認定した。高剛性の自動車検査治具用材料について、レーザー焼結式3Dプリンタ「MfgPro230 xS」の純正パウダーと同じ保守サービスを提供する。
XYZプリンティングジャパンは2020年12月9日、群栄化学工業の3Dプリンタ材料「CB50」を出力素材に認定し、保守サポートサービスを開始した。同社のレーザー焼結式3Dプリンタ「MfgPro230 xS」の純正パウダーと同様に、保証対象とする。
同社はこれまで、自社で企画、開発、生産した純正3Dプリント材料のみをメーカー保証対象としてきた。しかし、3Dプリントの使用用途は増加しており、特に国内自動車業界で需要が高い検査治具用の3Dプリント材料の開発は、専門的なノウハウが求められる。
群栄化学工業のCB50は、自動車検査治具用のレーザー焼結式3Dプリンタ材料で、ナイロンとカーボンを配合し、高い剛性を備える。トヨタのシエンタの検査治具として活用されるなど、自動車業界での運用実績がある。
今後はCB50向けの最適なパラメーター値を提供するなど、群栄化学工業と協力しながら、MfgPro230 xSでの高精度造形をサポートする。利用時に不具合が発生した場合も、自社純正材料と同一の保証サービス内容を提供する。
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