大量のIT機器の状況を可視化できるセキュリティ監視サービス提供開始:製造ITニュース
NTTアドバンステクノロジは、タニウムと共同で、大量のIT機器、IoT機器の状況の可視化とインシデント対応支援をするセキュリティ監視サービス「IT・IoTセキュリティまとめて見守りサービス」の提供を開始した。
NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は2020年11月16日、大量のIT機器、IoT(モノのインターネット)機器の状況を可視化し、インシデント対応を支援するセキュリティ監視サービス「IT・IoTセキュリティまとめて見守りサービス」の提供を開始した。価格は、1台当たり年間1万4000円(税別、5000台導入時)となる。
NTT-ATとTaniumは同年10月に、PCやサーバなどの端末機器のセキュリティであるエンドポイントセキュリティ分野でパートナー契約を締結している。これによりNTT-ATは、Taniumの日本法人であるタニウムと共同で、同サービスを提供する。
同サービスは、NTT-ATが以前からIT機器向けに提供してきた見守りサービスに、Taniumが提供するエンドポイントの統合的な管理プラットフォームを利用したIT機器の可視化、さらにNTT研究所が開発したAI(人工知能)技術を搭載したIoTセキュリティゲートウェイを利用した?IoT機器の見守り″を組み合わせたものだ。
数千台以上のIT機器、IoT機器の状況を可視化し、通常時には各機器のセキュリティ上の問題有無を確認。対象機器がマルウェアなどに感染した場合は、異常な通信を早期に発見する。また、BACnetプロトコルなどIoT用のプロトコルを使用した重要機器への攻撃も検知し、専門家が検知内容に応じて必要な対策案を提示する。
不審な通信などの発見、通知および傾向分析などのセキュリティ監視およびレポーティングサービスや、IT機器へのバッチ適用や異常時の通信遮断などのメンテナンスおよびインシデント対応サービスなどを一括で提供する。
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