デジタル変革を体験できるロボットデモラインを公開、バリューチェーンを再現:FAニュース
シーメンスは、オフィス エフエイ・コムと共同開発したデモライン「DX型ロボットジョブショップ」を公開した。製造業のDX技術を紹介し、製品設計から生産、サービスまでバリューチェーン全体にわたるデジタル変革を体験できる。
シーメンスは2020年9月11日、オフィス エフエイ・コムと共同開発したデモライン「DX型ロボットジョブショップ」を発表した。製造業のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術を紹介するもので、展示施設「スマラボ東京」で公開している。
このデモラインでは、シーメンスのデジタル技術と共に、デジタルツインによるデジタルものづくりを再現した工場ラインを展示しており、製品設計から生産、サービスまで、バリューチェーン全体にわたるデジタル変革を体験できる。
また、デジタル工場のためのソフトウェア、ハードウェアも展示。ソフトウェアは、製品ライフサイクルデータ管理や3DCAD、設計関連製品をはじめ、生産工程やロボットセル、工場内物流の検証など、迅速な開発やエラーの低減に貢献するシミュレーションツール、製造オペレーション管理、設備稼働監視ソリューションなどを紹介している。
ハードウェアは、コントローラー、入出力モジュール、産業向け通信のネットワーク製品、オートメーションソリューション製品を展示する。配電盤、遮断器、変流器、電磁接触器、パワーサプライ、エネルギー消費計測メーターも設置している。
シーメンスの製品は世界で広く用いられており、オフィス エフエイ・コムは技術力とソリューションパートナーのノウハウを持つ。今後、両社は協業を一層強化し、日本の製造業のデジタル化推進に向けて、幅広い分野へ高品質のエンジニアリングサービスと顧客のニーズに適したソリューションを提供する。
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