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歩くだけでプラント空間の3次元データを取得できるウェアラブル型計測デバイスFAニュース

構造計画研究所は、NavVis製の次世代ウェアラブル型計測デバイス「NavVis VLX」の国内販売を開始した。装着して歩くだけで工場や施設の3次元データを取得できる。

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 構造計画研究所は2020年9月29日、NavVisが開発した次世代ウェアラブル型計測デバイス「NavVis VLX(ナビビズ ブイエルエックス)」の国内販売を開始した。

 人間工学(エルゴノミクス)に基づいて設計されたNavVis VLXは、腰と肩で支えることで、装着者の身体への負担を軽減する。装着して歩くだけで、手軽に空間の3次元デジタルデータを取得できる。

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「NavVis VLX」外観(クリックで拡大) 出典:構造計画研究所
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「NavVis VLX」装着時 出典:構造計画研究所

 重さは9.3kgで、サイズは1080×330×560mm。計測精度は据え置き型の計測デバイスと同等で、計測後の後処理も迅速に実行する。

 従来の据え置き型デバイスでは、建設現場やプラント施設の計測に膨大な時間を必要としていた。これらの施設に加え、施設内の階段、狭い通路、複雑な配管、ダクトの周辺など狭く入り組んだ空間も短時間で計測できるため、計測業務の大幅な効率化に寄与する。

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計測した工場内部の点群データ 出典:構造計画研究所

 構造計画研究所では、NavVis VLXの販売と併せて、同デバイスの技術サポートや委託計測サービス、技術コンサルティング、システムインテグレーションを国内の建築土木業や製造業、サービス業へ向けて提供していく。

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