UX向上と新機能追加、過去最大規模のソフトウェアアップデートをリリース:CAEニュース
Altairは、全ての自社製品のソフトウェアアップデートを発表した。創業以来最大規模のアップデートで、UX向上や製品開発プロセスを合理化する直感的なワークフローの導入など、多くの新機能を追加した。
Altair Engineering(アルテアエンジニアリング)は2020年6月3日(現地時間)、全ての自社製品のソフトウェアアップデートを発表した。創業以来最大規模のアップデートで、ユーザーエクスペリエンス(UX)向上や製品開発プロセスを合理化する直感的なワークフロー導入など、多くの新機能を追加した。
同社のソフトウェアユーザーは、設計者からエンジニア、データアナリスト、ITやHPCの専門家、ファシリティマネージャーなどさまざまで、そうしたユーザーが利用できるソリューションがより増加する。新しいUXの適用範囲も広がり、多くの物理解析、データ分析、機械学習にアクセス可能になる。
カテゴリーは、「構造」「流体&熱」「工業デザイン&構造」「製造技術」「電磁界&マルチフィジックス」「システムモデリング」「データ分析」「スマート製品開発」「HPC&クラウド」と広範に及ぶ。
例えば構造では、CAE解析ソフトウェア「Altair HyperWorks」のCAEモデリングとビジュアライゼーション用インタフェースを刷新し、生産性が向上した。新たに、サブシステムレベルのモデリング機能も追加している。
流体&熱では、数値流体力学(CFD)ソフトウェア「HyperWorks CFD」におけるCFD専門家向けのCFDプリ、ポストプロセス機能の生産性を強化。製造技術では、構造解析ソフトウェア「Inspire」の3Dプリンティングシミュレーションで、新タイプのユニットセルを使用したラティスの生成が可能になっている。
これらの機能強化と新機能を追加した製品は、同社独自のライセンスモデルを通じて利用できる。
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