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ハノーバーメッセのデジタル版が開催へ、2020年7月14〜15日に:FAニュース
世界最大級の産業見本市「ハノーバーメッセ」の主催者であるドイツメッセは2020年6月9日、同年7月14〜15日に初のデジタルイベント「ハノーバーメッセDigital Days」を開催することを発表した。
世界最大級の産業見本市「ハノーバーメッセ」の主催者であるドイツメッセは2020年6月9日、同年7月14〜15日に初のデジタルイベント「ハノーバーメッセDigital Days」を開催することを発表した。
ドイツのハノーバーで毎年4月に開催されてきたハノーバーメッセはドイツのモノづくりプロジェクト「インダストリー4.0」が最初に発表された展示会であるため、インダストリー4.0の進捗確認の場として注目を集めてきた。
しかし、2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、同年7月13〜17日に延期するということが3月4日に発表された。しかし、感染拡大の影響が大きくなる中で3月26日には中止を発表していた。
今回のデジタルイベント「ハノーバーメッセDigital Days」はこの延期予定だった期間の7月14〜15日に開催する予定だ。「ハノーバーメッセに関わる世界中のコミュニティーをオンライン上で再現する」(主催者)としており、基調講演やパネルディスカッション、ライブチャット、ネットワーキングなどで構成され、「インダストリー4.0」「人工知能(AI)」「スマートエネルギー」「ロジスティクス4.0」などについての情報を発信する。
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