ニュース
ブリヂストンが自社生産ウレタンマスクを工場周辺自治体に提供、合計30万枚:工場ニュース
ブリヂストンは、国内グループ従業員向けに自社生産を開始したウレタン製の簡易マスクについて、国内生産拠点周辺の自治体に提供すると発表した。合計30万枚をゴールデンウイーク明けから順次提供する。
ブリヂストンは2020年5月1日、同年4月16日から国内グループ従業員向けに自社生産を開始したウレタン製の簡易マスクについて、国内生産拠点周辺の自治体に提供すると発表した。合計30万枚をゴールデンウイーク明けから順次提供する。
同社とブリヂストン化成品、ブリヂストンケミテックは同年4月16日から、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による国内のマスク不足緩和に貢献することを目的に、ウレタンを用いた簡易マスクの生産を開始している。この時点では、国内のブリヂストングループに勤務する従業員向けで、生産能力は週10万枚としていた。
今回の発表は、この簡易マスクを、ブリヂストングループが国内生産拠点を置く自治体からのニーズに応えて飛沫拡散防止用マスクとして提供するというものだ。
提供先の自治体は、タイヤ工場がある栃木県那須塩原市、福岡県久留米市、東京都小平市、福岡県朝倉市、滋賀県彦根市、福岡県北九州市、山口県下関市、佐賀県鳥栖市、山口県防府市、原材料工場がある佐賀県三養基郡上峰町と神埼郡吉野ヶ里町、化工品工場がある神奈川県横浜市戸塚区、岐阜県関市、静岡県磐田市、熊本県玉名市、化工品グループ会社の工場がある静岡県掛川市、三重県名張市で、計17自治体となる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ブリヂストンが国内11工場の操業を停止、エプソンは4月25日から全拠点休業へ
ブリヂストンは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に対応して国内11工場の操業を停止する。セイコーエプソンは、休日の振替により2020年4月25日から国内全拠点の休業に踏み切る。 - ブリヂストンがウレタンマスクを生産開始、国内従業員向けに週10万枚
ブリヂストンと同社グループのブリヂストン化成品、ブリヂストンケミテックは、新型コロナウイルス感染症の影響による国内のマスク不足緩和に貢献することを目的に、ウレタンを用いた簡易マスクの生産を開始した。国内のブリヂストングループに勤務する従業員向けとなる。生産能力は週10万枚を予定。 - トヨタが医療用フェイスシールドを月4万個生産、デンソーもマスク生産開始
トヨタ自動車が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で厳しい状況にある医療現場や医療用品への支援施策のうち、医療用フェイスシールドの生産状況について発表。2020年4月27日から月4万個の体制で生産を始めた。デンソーも従業員向けマスクの生産を開始している。 - アイリスオーヤマがマスク国内生産をさらに増強、不織布も生産し月2.3億枚へ
アイリスオーヤマは2020年4月22日、6月に稼働予定の宮城県角田工場(宮城県角田市)のマスク生産能力を7月から月1億5000万枚規模に増強すると発表した。 - パナソニックが岡山工場で社内向けにマスクを生産、医療資材も寄付へ
パナソニックは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策としてマスクの自社生産や医療物資の寄付などを行うと発表した。 - 新型コロナ対策でシャープがマスク生産開始、増産10社の合計は月4500万枚以上に
シャープは2020年3月24日、三重県多気郡多気町の同社工場において不織布マスクの生産を開始したと発表した。シャープも含め、日本政府のマスク増産要請に応じた増産10社の生産増加分は月4500万枚以上になる見込みだ。