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グンゼのベトナム新工場が稼働、ASEANのプラスチックフィルム需要増に対応:工場ニュース
グンゼは、2020年1月6日より稼働したベトナムのプラスチックフィルム新工場が、順調に生産中だと発表した。トイレタリー用途の収縮フィルムといった脱塩ビ製品の、ASEANエリアを中心とするグローバル需要へ対応する。
グンゼは2020年2月12日、ベトナムに建設中だったプラスチックフィルム新工場が、同年1月6日より稼働開始したと発表した。新工場の資本金は1200万ドル(約13億2000万円)で、主に非塩ビ(ハイブリッドスチレン)収縮フィルムの製造、販売を手掛ける。
同社は2018年7月、ホーチミン市郊外のピンズオン省に新会社を設立し、プラスチックフィルムの工場建設を進めてきた。完成した同工場は2020年1月6日に稼働を開始し、順調な生産を続けている。
新工場は、最新テクノロジーを導入し、作業環境や安全性に配慮。トイレタリー用途を中心に伸長している、収縮フィルムなどの脱塩ビ製品のASEANエリアを中心とするグローバル需要に対応する。これにより同社の収縮フィルム事業は、滋賀、福島の国内2拠点に加え、ベトナム、アメリカ、中国の海外3拠点によるグローバルな供給体制が整うこととなった。
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