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自動化による需要拡大に対応、富山県に小型ロボット専用工場を新設:工場ニュース
不二越は、富山事業所に小型ロボット専用のロボット第3工場を新設した。無人化ラインを増設して、中長期的に拡大が見込まれる「MZ」シリーズを中心とした小型ロボットの需要に対応する。
不二越は2020年1月16日、富山事業所(富山県富山市)に小型ロボット専用のロボット第3工場を新設したと発表した。総投資額は約20億円で、敷地面積は約5500m2。2019年12月に完成し、2020年1月に操業を開始した。同年5月には、無人化ラインを導入する予定だ。
新工場には、同社が培ってきたロボットやIoT(モノのインターネット)技術を活用し、無人化ラインを増設する。自動化や最適化を促進することで工場のスマート化、生産能力の拡大を目指し、中長期的に拡大が見込まれる小型ロボットの需要に対応する。
少子高齢化、労働人口の減少を背景に、ものづくりの現場では、ロボット導入による自動化の取り組みが拡大している。特に電機、電子、EMS市場、一般産業機械市場では、同社の「MZ」シリーズを中心とした小型ロボットの需要拡大が見込まれる。
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