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電動アシスト自転車の需要増に対応するため、柏原工場の生産能力を増強工場ニュース

パナソニック サイクルテックは、約15億円を投資して、同社柏原工場における電動アシスト自転車の生産体制を強化する。生産能力を増強して国内の需要増に対応するとともに、省エネ、節水などを通じて環境に配慮した工場を目指す。

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 パナソニック サイクルテックは2019年10月16日、柏原工場(大阪府)への設備投資を決定したと発表した。

 同社は約15億円を投資して、柏原工場における電動アシスト自転車の生産体制を強化する。フレーム製造工程の溶接ライン自動化、塗装工程でのライン増設などにより、年間出荷台数を現在の30万台から、2020年度には38万台とし、国内の需要増に対応する。

 

 また、柏原工場では、生産力強化とともに環境配慮型工場を目指す。新工法導入によって環境負荷物質を低減し、エネルギー使用量を15%、水の使用量を32%削減。これにより、環境保全に貢献する。

 自転車協会の出荷統計によると、電動アシスト自転車市場の出荷台数は、2016年度が57万台、2017年度が64万2000台、2018年度が68万7000台と年率約8%で伸長しており、2019年度以降も引き続き成長が見込まれる。同社では、ショッピングモデルや子乗せモデルなどが特に人気で、出荷台数が業界水準以上で伸びている。

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パナソニック サイクルテック本社 出典:パナソニック サイクルテック

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