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ドローン運航管理システムを相互接続するための試験環境を構築:ドローン
新エネルギー・産業技術総合開発機構は、「福島ロボットテストフィールド」において、ドローン運航管理システムを相互に接続するための試験環境を構築した。ドローンの飛行計画やリアルタイムな情報を他の事業者と共有できる。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、NEC、NTTデータ、日立製作所は2019年10月3日、福島県の「福島ロボットテストフィールド」(南相馬市、双葉郡浪江町)において、ドローン運航管理システムを相互に接続するための試験環境を構築したと発表した。
NEDOらは、複数のドローン事業者が情報を共有できるよう、福島ロボットテストフィールドの総合管制室に運航管理統合機能のサーバを設置し、稼働させた。また、同年6月に公開した運航管理システムのAPIに関する利用規約の整備を実施した。
これにより、NEDOが進める「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」に参画していない一般のドローン事業者でも、API経由で同サーバに接続し、運航管理システムとの相互接続試験ができるようになった。
同運航管理システムに、各事業者が運用する運航管理機能を接続することで、ドローンを飛行させる経路やエリアの計画、位置や高度、速度といったドローンのリアルタイムな情報を他の事業者と共有可能になる。
今後4者は、2020年2月まで運航管理システムのサーバを稼働し、1時間、1km2あたり100フライトのドローン飛行による相互接続試験など、運航管理システムの機能について検証する。
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