ニュース
FAコンピュータに、中国規格モデルを含む短納期セレクトモデル:FAニュース
コンテックは、FAコンピュータ「VPC-700」シリーズに、最短10営業日で出荷可能な「短納期セレクトモデル」12種を設定し、受注を開始した。そのうち中国規格「CCC認証モデル」の6種には、中国向けのACケーブルが追加される。
コンテックは2019年8月20日、FAコンピュータ「VPC-700」シリーズに、最短10営業日で出荷可能な「短納期セレクトモデル」12種を設定し、受注を開始した。12種のうち6種は、中国向けACケーブルを加えた中国規格「CCC認証モデル」となる。
VPC-700シリーズは、コンパクトながらパワフルなFAコンピュータで、オンサイト保守サービスが最長7年と充実している。
今回設定された短納期セレクトモデルは、8Gバイトのメモリを搭載。CPUは「Celeron G3900TE 2.3GHz」「Core i5-6500TE 2.3GHz」「Core i7-6700TE 2.4GHz」から選択できる。
また、ストレージの選択肢として、「500GB HDD(Linux)」「256GB SSD(Win10 LTSB 2016)」を用意。CCC認証の有無についても選択可能で、「あり」を選択すると、標準で付属する125V ACケーブルにCCC準拠の250V ACケーブルが追加される。光学ドライブとCOMポートコネクターは標準搭載となる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- スマートファクトリーが追い風に、産業用PCは工場内IoTの基盤となるか
工場内でIoTなどを活用し最適な生産を実現する「スマートファクトリー」への関心が高まっている。その基盤としてあらためて導入が広がっているのが産業用PCだ。従来は専用機器を活用することが多かった工場内だが、ネットワークや異システム間連携が必須となる中、産業用PCの「オープン性」があらためて注目を集めている。 - 工場にしなやかさをもたらす、産業用PCの真価とは〔前編〕
産業用コンピュータの歴史の中で、産業用PCにスポットを当てて解説していきます。まず〔前編〕で現在に至る歴史とその背景を、〔後編〕で産業用PCの製品特徴と使われる分野、これからの方向性などについて紹介します。 - 工場自動化のホワイトスペースを狙え、主戦場は「搬送」と「検査」か
労働力不足が加速する中、人手がかかる作業を低減し省力化を目的とした「自動化」への関心が高まっている。製造現場では以前から「自動化」が進んでいるが、2019年は従来の空白地域の自動化が大きく加速する見込みだ。具体的には「搬送」と「検査」の自動化が広がる。 - 自律するスマート工場実現に向け、IoTプラットフォーム連携が加速へ
製造業のIoT活用はスマート工場実現に向けた取り組みが活発化している。多くの企業が「見える化」には取り組むが、その先に進むために必要なIoT基盤などではさまざまなサービスが乱立しており、迷うケースも多い。ただ、これらのプラットフォームは今後、連携が進む見込みだ。 - 見えてきたスマート工場化の正解例、少しだけ(そもそも編)
製造業の産業構造を大きく変えるといわれている「第4次産業革命」。本連載では、第4次産業革命で起きていることや、必要となることについて、話題になったトピックなどに応じて解説します。第28回となる今回は、スマート工場化において見えてきた正解例について前提となる話を少しだけまとめてみます。 - スマートファクトリーはエッジリッチが鮮明化、カギは「意味あるデータ」
2017年はスマートファクトリー化への取り組みが大きく加速し、実導入レベルでの動きが大きく広がった1年となった。現実的な運用と成果を考えた際にあらためて注目されたのが「エッジリッチ」「エッジヘビー」の重要性である。2018年はAIを含めたエッジ領域の強化がさらに進む見込みだ。