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バンドルローダーを搭載した小径パイプ専用高速レーザー加工機:FAニュース
ヤマザキマザックは、高精度レーザーヘッドを搭載した、小径パイプの量産向け高速レーザー加工機「FT-150 FIBER」の国内販売を開始した。バンドルローダーを搭載し、パイプ材を機械内に1本ずつ自動搬入する。
ヤマザキマザックは2019年7月31日、高精度レーザーヘッドを搭載した、小径パイプの量産向け高速レーザー加工機「FT-150 FIBER」の国内販売を開始した。
家具や建築、車輛フレームといった部材には、φ150mm以下の小径パイプが使用されている。FT-150 FIBERは、こうした量産が求められる業界を対象に開発されたレーザー加工機で、小径の丸パイプや角パイプの加工精度を高めている。
また、新開発のバンドルローダーを搭載。大量のパイプ材をローダーに置くと、機械内に1本ずつ自動搬入し、長時間連続して加工する。高精度レーザーヘッドも搭載し、多数の小径穴の高精度面直加工や付加価値の高い開先加工を可能にしている。
オプションとして、パイプ素材の外形寸法をレーザー計測して素材のゆがみを自動補正する機能も装備可能だ。パイプの溶接シーム(継ぎ目)を検出することにより、シームを考慮した角度を割り出す「シーム検出機能」もオプションとして用意する。
他に、加工時のパイプ内面へのスパッタ付着や照射されたレーザーによる裏焼けを防止する「ワークスパッタガード機能」、通常のタップ加工に加え、薄板でもタップ加工が可能な「バーリング加工機能」などのオプション機能も追加可能だ。
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