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マジでヘリウムが足りない製造マネジメント メルマガ 編集後記

2012〜2013年ごろにもありましたが、またもやヘリウムの供給不足が問題になっているようです。

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 この記事は、2019年8月6日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


マジでヘリウムが足りない

 製造業にとって、モノづくりをするための部品や材料、素材の供給を確保することは極めて重要です。当たり前のことですが、これらの供給のめどが立たなくなると“モノ”を作り出すことができなくなるからです。例えば、電気自動車の駆動用など一定レベル以上の出力を持つモーターを製造するには、ネオジムやディスプロシウムといったレアアースを用いた永久磁石が必要になります。2010年ごろ、これらレアアースの輸出元となっていた中国による輸出制限が大きな影響を与えたことはまだ記憶に新しいところです。

 こうした中、2018年後半から新たに供給不足が懸念される材料が出てきました。それがヘリウムです。周期表で水素の次の2番目に出てくる元素であり、反応性が極めて低い希ガスでもあります。また、元素の中で最も沸点が低い(4.2K)こともあり、超伝導現象が発現する極低温を液体ヘリウムで作り出すのにも利用されています。

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