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工場、倉庫、流通向けソリューションの共同開発に関する覚書を締結製造マネジメントニュース

パナソニックとJDA Software Groupは、工場、物流、流通向けソリューションの共同開発に関する覚書を締結した。両社の技術やノウハウを組み合わせ、IoT、AIを活用した統合的なソリューションを共同開発する。

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 パナソニックは2019年1月13日、工場、物流、流通向けソリューションの共同開発に向け、JDA Software Group(JDA)と覚書を締結したと発表した。

 JDAは、サプライチェーンや小売り向けに、AI(人工知能)とML(機械学習)ベースのソリューションを提供している。このソリューションをベースとし、同社のエッジデバイス群とパナソニックが製造業で培ってきたノウハウを融合させ、次世代SaaS、IoT(モノのインターネット)、AI、MLなどを活用した統合的なソリューションを共同開発する。

 具体的には、企業間バリューチェーンを向上させるSCM(Supply Chain Management)ソリューションにより、生産計画の最適化、需給予測の最適化、リードタイムの最適化、店舗在庫の最適化を目指す。

 例えば、JDAのAI/MLを活用したソフトウェア「Luminate」とパナソニックの仕分け作業効率化システム「Visual Sort Assist」を組み合わせ、ベルトコンベヤー上の荷物の半自律的なチェックや仕分けによる業務効率の改善を目指す。また、JDAの「Luminate Control Tower」とパナソニックの顔認証技術により、セキュリティ面の向上と、作業員のIDおよび位置検知により人員を最適配置するソリューションなどを提供する。

 両社は今後、それぞれの市場で築いた顧客基盤を生かし、グローバルで協力しながら新しいソリューション事業を拡大するとしている。

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