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AIが手術後感染の有無を精度85%で予測、関連する因子も明らかに医療機器ニュース

NECソリューションイノベータと新潟大学は、AIを活用し、消化器外科手術患者の手術後感染を予測するモデルを構築した。予測精度AUC85%を達成した他、手術後感染と関係する、年齢やBMI、手術時間などの因子も可視化できた。

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 NECソリューションイノベータは2019年1月22日、新潟大学と共同で、AI(人工知能)を活用し、消化器外科手術患者の手術後感染を予測するモデルを構築したと発表した。

 両者は今回、消化器外科の手術を受けた患者について、手術後の感染患者の予測や手術後感染と関係する因子の検証を試みた。

 検証の際は、NECのAI技術群「NEC the WISE」の1つである「異種混合学習技術」を活用した。これは、人手では難しい複雑な予測について、多様なデータから精度の高い規則性を得られる解析技術だ。

 新潟大学医歯学総合病院の消化器外科手術で入退院した、約2000人の患者の電子カルテデータを匿名化して、同技術を適用した。その結果、手術後の感染患者を精度AUC85%で予測できた。

 さらに、手術後感染と関係する、年齢やBMI、使用している薬、手術時間などの因子も可視化できた。

 両者は、今回構築した予測モデルを用いて、電子カルテのデータから手術後感染患者を早期に予測し、手術後の感染症予防を支援していく。

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検証の流れ 出典:NECソリューションイノベータ

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