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東洋紡、二軸延伸ポリプロピレンフィルムの生産設備を新設工場ニュース

東洋紡は、同社犬山工場に二軸延伸ポリプロピレンフィルムの生産設備を新設する。 生産効率を向上するとともに、環境負荷を軽減する高性能フィルム製品など、より付加価値の高い製品の開発に向け、生産体制を強化する。

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 東洋紡は2018年12月25日、同社犬山工場に二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPPフィルム)の生産設備を新設すると発表した。投資額は約70億円で、生産能力は年間2万トン規模。2022年春頃の稼働開始を予定している。

 同社は1960年代にOPPフィルムの生産を開始して以来、透明性や防湿性、耐寒性などに優れたフィルム製品を開発してきた。今回、犬山工場の生産設備を刷新して生産効率を向上し、より付加価値の高い製品の生産体制を強化する。

 「食の安全」に対する意識の高まりとともに、食品包装用フィルムに用いるOPPフィルムに要求される性能や品質はますます高くなっている。同社では今後、それらの要求に応えるとともに、環境負荷を軽減する高性能フィルム製品などを開発、生産していく。

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犬山工場に新設するOPP生産設備のイメージ 出典:東洋紡

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