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多機能溝入れ加工用工具に軟鋼用新ブレーカ追加FAニュース

タンガロイは、多機能溝入れ加工用工具「TungCut」に、軟鋼用ブレーカ「DGL形」、鋳物加工用CVD材種「T515」、汎用PVD材種「AH7025」を追加した。拡充により、溝入れ加工における生産性や加工効率の向上に貢献する。

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 タンガロイは2018年11月26日、多機能溝入れ加工用工具「TungCut(タング・カット)」に、軟鋼用ブレーカの「DGL形」をはじめ、CVD材種「T515」やPVD材種「AH7025」などを追加し、発売した。主な価格は、「DGL3-025 AH7025」が2440円、「DTE6-080 T515」が2690円となっている(いずれも税別)。

 TungCutは、独自のインサートクランプ方式により、インサートのクランプ剛性に優れた多機能溝入れ加工用工具。長寿命を特長としている。

 今回、同シリーズに追加された軟鋼用ブレーカDGL形は2コーナ仕様で、その特徴的な仕様により、低炭素鋼や軟鋼の加工で、優れた切りくず処理性能を発揮する。

 また、溝入れや突っ切り加工で好評の「DTE形」には、鋳物の高速加工に適したCVD材種T515と、さまざまな被削材で高能率加工が可能な汎用PVD材種のAH7025が加わった。

 さらに、軽切削から中切削までの溝入れから横送りに対応するインサート「DTM形」に3mm幅を設定。これらの拡充により、溝入れ加工における生産性や加工効率の向上に貢献する。

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多機能溝入れ加工用工具「TungCut」(クリックで拡大) 出典:タンガロイ

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