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製造現場に働き方改革を、アマダの「V-factory」が目指すものCEATEC 2018

アマダは、「CEATEC JAPAN 2018」(2018年10月16〜19日、千葉県・幕張メッセ)において、2018年5月から本格展開を行うIoTソリューション「V-factory」を中心に、モノづくりの効率化を訴えた。

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 アマダは、「CEATEC JAPAN 2018」(2018年10月16〜19日、千葉県・幕張メッセ)において、2018年5月から本格展開を行うIoTソリューション「V-factory」を中心に、モノづくりの効率化を訴えた。

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CEATEC JAPANに2度目の出展となったアマダのブース(クリックで拡大)

「V-factory」は2018年5月に本格展開開始

 「V-factory」は、アマダが提供する機器や金型、ソフトウェアの情報を、独自の通信ゲートウェイ「V-factory Connecting Box」を通じて収集し、稼働監視や見える化などを実現することで、価値を生み出すサービスである。2018年5月に本格展開を開始した※)

※)関連記事:機械が最高のパフォーマンスを発揮する工場へ、アマダが描くスマート化の理想像

 「V-factory Connecting Box」は、産業用PCと通信機器とディスプレイを一体化したボックスで、エッジコンピューティングとしての役割と、IoTゲートウェイとしての役割、稼働情報を表示するディスプレイの役割などを担う。

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アマダがCEATEC JAPANで出展した「V-factory Connecting Box」(クリックで拡大)

 設備の稼働状況などを遠隔監視できるWebアプリケーションの「My V-factory」をベースとするが、その稼働状況をベースとしてさまざまなアプリケーションを用意。故障などに対応するため、使用機械の部品などを注文できる「V-Parts」や金型などの情報を管理する「V-tool」などを紹介した。

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「V-Parts」のイメージ(クリックで拡大)

 「V-factory」の手応えについて、アマダ 執行役員 サービスBiz推進部門長の横山匡氏は「本格展開開始後、さまざまなフィードバックが得られている。うれしかったのが、現場で実際に機械を使ってくれているオペレーターの方々が『努力の内容についてフィードバックを得られるのでやりがいになる』と言ってくれたことだ。なかなか評価をしにくかったところが、稼働状況を綿密にデータを取ることで、正しく評価できるようになり、熟練技術者たちの工夫に改めて光が当たるようになった。そういう点が狙い通り実現できているところは手応えを感じている」と述べている。

 今後については「2018年10月以降、本格的に拡大を進めていく。一気に拡大するわけには行かないので、ホップ・ステップ・ジャンプという感じで、着実に利用者を増やしていきたい」と横山氏は今後の展開について述べている。

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