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切削抵抗を従来比約10%低減した新内径旋削加工ツールFAニュース

タンガロイは、内径旋削加工用ツールの新製品「DPMT」シリーズを発売した。インサートは逃げ角11度のDPMT形状を使用し、従来品に比べて切削抵抗を約10%低減した。

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 タンガロイは2018年7月2日、内径旋削加工用ツールの新製品「DPMT」シリーズを発売した。33形番を用意する。主な形番の標準価格は、「DPMT070202-PS T9125」「DPMT070204-PS AH8015」が各800円、「A12M-SDUPR07-D150-P」が1万3300円、「E12Q-SDUPR07-D150」が4万1600円(いずれも税別)となる。

 DPMTシリーズは、同社の内径旋削加工用ホルダー「ストリームジェットバー」の形状を踏襲。ホルダシャンク材質に特殊合金鋼を採用し、耐びびり性を高めた。また、インサートは逃げ角11度のDPMT形状を使用し、従来品に比べて切削抵抗を約10%低減している。

 同シリーズのインサートラインアップは、高汎用性ブレーカの「PSブレーカー」と鋼旋削加工用CVD材種「T9215」、仕上げ加工用サーメット材種「NS9530」、耐熱合金加工用PVD材種「AH8015」との組み合わせを標準設定する。

 ホルダーは最小加工径15〜22mmをカバーし、特殊合金鋼シャンクや超硬シャンクも選択が可能だ。これにより、さまざまな内径旋削加工に対応できる。

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内径旋削加工用ツール「DPMT」シリーズ(クリックで拡大) 出典:タンガロイ

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