この記事は、2018年7月12日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
エレメカ協調設計は今後進展するのか
メカ設計の部分は、特に自動車や家電関係では3D CADがすっかり普及しています。一方、電機(エレ)側はそういった分野の中でも2次元で設計していることも多く、メカ側が3Dで設計していても、筐体の情報などメカの関連データを2次元の図面に落としてDXFかPDFで渡すということも、いまだに多く行われています。逆に電気側から部品の外形情報をもらうときはDXFかPDFでもらって、それを見ながら3Dモデルを作ったり修正したりすることもあります。
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