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福井県に新生産棟を建設し、積層セラミックコンデンサーの需要増加に対応:工場ニュース
村田製作所は、生産子会社の福井村田製作所が新生産棟を建設すると発表した。積層セラミックコンデンサーの生産能力を強化し、需要増加に対応する。
村田製作所は2018年6月8日、生産子会社の福井村田製作所が、同年9月より新生産棟の建設を開始すると発表した。
新生産棟のために取得する用地の面積は5万8624m2、建設面積は生産棟が9295m2、エネルギー棟が1800m2だ。建物のみの総投資額は290億円で、2019年12月末の完成を予定している。
1955年3月に設立した福井村田製作所は、資本金3億円で、従業員数は同年4月30日現在で4100人。積層コンデンサーやノイズ対策製品、電気二重層キャパシターなど、セラミックスをベースとした電子部品の開発・製造を手掛ける。新生産棟では、積層セラミックコンデンサーの生産能力を強化し、需要増加に対応する。
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